テレビで暴かれた探偵事務所の不正~自作自演のストーカー被害

このブログは、別れさせ屋社長である私が、浮気や不倫、別れさせ工作について書くブログですが、今日はちょっと趣向を変えて、ちょっと前にテレビ放送していたストーカー追跡番組を振り返ってみましょう。

ストーカー被害をある探偵事務所が解決するという話でしたが、何とそれは探偵事務所の自作自演だったことが最後に暴かれました。何とも後味の悪い話です。

そう、なかにはこんな探偵事務所もあるのです。番組を見逃した方に、今回はその内容を知っていただきたいと思います。

 

 

ある女性のストーカー被害

別れさせ屋はストーカー被害から守れるか

その番組は時々放送されており、盗聴やストーカー被害に悩む視聴者を追跡し、探偵がハイテク機器を駆使し尾行をし、加害者を突き止め、最終的に「もうしません」と約束させる、という内容のものです。

その日も、ある女性がストーカー被害におびえている現状がまず紹介され、探偵が張り込みと尾行を繰り返していく内容が展開していきました。

主な登場人物は、被害者女性(25才)、加害者(と思われる男性以下「S」)、探偵の3人です。テレビスタッフは探偵に密着し、望遠レンズで撮ったストーカー行為をリアルに放送していきます。

 

女性は、文字を切り貼りされた、時に切手のない手紙におびえていました。切手がないということは、自宅ポストに直接投函されるということです。手紙の宛名は女性の夫、手紙は延べ300通にもなりました。

要旨は、

「お前のようなあばずれ女の正体を、夫に教えてやる。お前など地獄へ落ちろ」

というものです。根も葉もない話です。

どうやらSは、女性の職場にも来ているらしいことも分かりました。不安の頂点に達した女性は言います。

「心当たりはあります。夫の友人です」

探偵は女性から幾つも手紙を見せてもらい、さらに状況をヒアリングして、夫の友人Sが加害者と断定します。そして探偵は、Sと直接テーブルに向き合い、「もう二度としない」という誓約書を書かせるのです。

 

 

違和感

別れさせ屋が違法なことにかかわるとどうなるか

しかしここで、あり得ない事態が起こります。

誓約書に氏名や生年月日を書く時になって、Sは自分の生年月日が書けないのです。生年月日とは、人生で最も多く書く数字であり、書けないということは通常あり得ません。

番組のナレーションも、ゲストタレントも全員が一様に違和感を覚えます。そして何故か「○○年生まれだよね」と助け船を出す探偵。

2つ目の違和感は、誓約書に書いた携帯電話番号が、探偵がちらっと見せた(見せてしまった)被害者女性からの番号と同じだったことです。

スタッフ一同、混乱します。そりゃ混乱しますよね。加害者と被害者の電話番号が同じだったのですから。

さらには、探偵事務所と女性の住所は全く同じ。

 

番組は、ある大胆な推理結果にたどり着きます。

「これは、被害者女性、加害者S、探偵の3人とも『グル』なのではないか?」

 

私は最初から、手紙に違和感を覚えていました。

これは映像を見ないと説明しにくいですが、男性が作った脅迫文にしては、綺麗すぎるのです。脅迫心理の背後にある、暗い、憎しみの感情が微塵も感じられないばかりか、明るいオフィスで女性が丁寧に作ったような仕上がりだったのです。男の手による一種の乱暴さ、いい加減さも全くない。

「この話はデタラメだ」と思いました。

案の定、全て自作自演だったのです。

 

 

自作自演

「話がおかしいですよね」

タレントから矛盾を追及された探偵は、必死に取り繕います。それでも矛盾は解消できず、とうとう、全ては自作自演、自分たちで作ったシナリオだったことを認めました。

つまり3人は最初から

《女性がストーカー被害に遭っている、信頼できる探偵事務所に相談し、見事解決された》

というストーリーをテレビ番組に持ち込み、探偵事務所の宣伝にしようとしたというわけです。

確かに、全国放送でストーカー被害を見事に解決し加害者を撃退すれば、知名度は上がります。それを事務所の宣伝材料に使えば、絶大な効果があるでしょう。

 

世の中、そう甘くはありません。

まっとうな探偵であれば、浮気や不倫相手を張り込み、尾行し、突き止め、依頼者側が裁判を有利に進められるように資料を作ることに専念します。真摯に仕事に向き合っていれば、雑念が入り込む余地などあろうはずがありません。

にもかかわらずこの探偵が「禁断の一手」を使ってしまったのには、経営が苦しいなど、何か事情があるのでしょう。

別れさせ屋が違法なことに関わると信用を失います

しかし、たとえどんな事情があろうと、これは絶対にしてはいけないことです。

こういう詐欺師のような探偵事務所がいるために、我々【別れさせ屋株式会社】のように、日々研鑽を積み、顧客第一で行動しているところまでもが、同一視されてしまう恐れがあるのです。

車でも、クレーム隠しや排ガスデータ改ざん事件がありましたが、信頼を回復するのは大変なことです。同じメーカーの他車種も疑われるのと同様、業界全体が疑われてしまいます。

 

ただし、これだけははっきりと断言できます。

我々のように、調査報告の全てをきちんと行っている探偵事務所興信所もあります。いや、ほとんどの事務所はそうなのです。

よって、あの番組を見た、そしてこのブログも見た、という方は、決して同一視はしないでいただきたいと思います。

探偵や別れさせ屋といった職種には、一般の方からすると「裏の仕事」「胡散臭い仕事」といったイメージが根強くあります。それだけに、こうした自作自演のスキャンダルは、誠実に仕事をしている我々にとって、信頼を一気に損なう致命的な打撃になることもあるのです。

テレビの影響力は大きいです。映像として流された情報は、たとえフィクションであったとしても、あたかも真実のように記憶されてしまう。今回のように「加害者・被害者・探偵がグルになって番組を仕立てた」という事実が暴かれても、視聴者の中には「探偵なんてみんなそんなもんだろ」と、根拠なく他社まで悪く見る方も出てくる。これが現実です。

しかし、私は声を大にして伝えたい。
探偵業や別れさせ工作というのは、本来、極めて繊細で、真摯な対応が求められる“人の人生を背負う仕事”なのです。依頼者の苦しみ、不安、葛藤。そういった心の叫びに向き合い、ときに裁判の証拠となるような緻密な調査を行い、ときに複雑な人間関係に介入しながら、依頼者が望む未来を丁寧に築いていく。これは、決して軽々しいエンタメでもなければ、宣伝目的のパフォーマンスでやるべきものでもありません。

「全国」は、依頼者の心に真正面から向き合い、その希望が現実になるよう全力を尽くします。不正な演出や水増し調査など一切行わず、報告書ひとつとっても、すべて実際に行ったことのみを、写真や映像を用いて正確にご提出しています。「事実」と「信頼」こそが、この仕事の根幹だと考えているからです。

最後に。
私たちの目的は、決して“誰かを別れさせること”そのものではありません。依頼者自身が、本当に幸せな道を選び取れるように、そのサポートを全力で行う。それが我々の信念です。だからこそ、こうした不正を見過ごすわけにはいきませんし、「同じ業界だから仕方ない」とは、絶対に思いたくないのです。

もし今、あなたが悩みの渦中にいるなら、どうか正しい判断をしてください。テレビの演出ではなく、事実と信頼をもとにした選択を。そして、その先にある幸せのために、私たちは全力でお力になります。

別れさせ屋株式会社は、熟練した技術で、高い調査力・高い成功率をお約束いたします。別れさせを専門に実施しており、高い調査力・工作力を誇っています。

我々の目的は、《あなたが幸せになること》、この一点に尽きます。《あなたが幸せになること》を、願って調査・工作を行います。

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